今いる従業員を大切に

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お客が増える★プロダクションが贈る メールレター
【今日も元気に お客が増える!】 338
~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013・12・26

このメールレターは、
 お客が増える★プロダクションとご縁のある方に贈ります。

  ※無断転送、無断転載を積極的におすすめします。
  ※「お客が増える★プロダクション 村上のメールレター」
    であることを必ずご記入ください。

  (転載される際は、気前よく全文まるごとお願いします!)


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  こんにちは。お客が増える★プロダクションの村上 透です。



宮崎市の社会保険労務士、川越雄一先生のファンです。
社長の味方であり、人情派の川越先生が
月2回発行しているメルマガが秀逸だからです。

毎号、読むたびに紹介したくなります。
(転載させていただこうかな)と思うのですが、
同じく社会保険労務士の中川清徳(きよのり)先生が
大人気メルマガ「ピカイチ情報」で紹介するので
(これで大勢の人に読んでもらえたな…)と安心します。

読者が多いピカイチ情報に転載される以上、
僕が載せる必要はないと思いつつも、
今回はどうしても読んでいただきたく転載します。
12月18日に配信されたメルマガ、
「割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味」第240号です。


      
  今日の内容
  *今いる従業員を大切に(おたより本文)
  *山菜採りも業務範囲内(村上透ものがたり)
  *この日、ここで、あなたに会えませんか(セミナー案内)


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   今いる従業員を大切に

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“かくし味”とは言い得ています。
“割烹着社労士”も言い得ています。

いい内容です。今回も。

まずはお読みください。


(割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味/ここから)


いつもお読みいただきありがとうございます。

さて、「メルマガって何?」程度だった私が、
このメルマガを始めたのが2004年1月24日でした。

以来「小さな会社の労務は家庭料理の味付け」を
コンセプトに毎月2本配信させていただき、
今回が240号になります。

読者の皆様の「そうだ、そうだ」の声に支えられて
10年経ちました。ありがとうございます。

これからも、微妙な味付け(かくし味)をご提案し
て参りますのでよろしくお願い申し上げます。

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ところで、昨日、友だちから「髪の毛増えたんじゃ
ない、植毛とかしてるの?」と聞かれました。
「いや、植毛なんてしていない、今ある毛を大切に
しているだけよ」。

今あるのを大切にと言えば、従業員との関係も同じ
ですね。第240号はそんなお話です。



【今いる従業員を大切にして業績を伸ばそう】

 「人が集まらないですね」

宮崎でもこんな会話があいさつ代わりになっている。
実際に景気が回復しているかどうかは分からないが、
求人しても、思うように集まらなくなっているのは
たしかだ。

社長一人で、もしくは家族だけで成り立つ会社なら
ともかく、一緒に働いてくれる従業員がいないと業
績向上どころか事業が成り立たない。
そのカギを握るのが今いる従業員だ。


1.新陳代謝も度を過ぎれば組織を弱体化させる
 たしかに、組織活性化には新陳代謝も必要だ。
しかし、1年に従業員の2割も3割も辞めるようだと、
活性化を通り過ぎて組織が弱体化する。

1)定着悪化は会社衰退のバロメーター…人の採
  用は投資的意味合いを持つ。採用してもすぐ
  すぐものになることはないからだ。ところが、
  定着の悪い会社は、人が辞めるので常に採用
  活動をしなくてはならない。投資、投資で回
  収がなく、持ち出しだけがかさんでしまう。
  結果として、本来向けられるべき営業や生産
  活動がおろそかになって、会社は衰退の一途
  をたどることになる。

2)すぐにできる人はすぐに出て行く…定着が悪
  くなると、ついつい“即戦力”なる妄想を期
  待してしまう。そもそも“即戦力”などいる
  はずもないのに。仮にいたとしても、そんな
  優秀な人は目聡(ざと)いわけで、定着が悪
  く入社早々重要なポストに祭り上げられるよ
  うな会社は見切って辞めて行く。

3)変な人が入り込みやすくなる…人がすぐに辞
  めると必然的に“従業員急募”が必要になる。
  そうなるとじっくりと腰を据えて見極めるこ
  ともできないし、変な人はそんな会社の足元
  につけ込む。また、他に行き場所のない人ほ
  ど定着しやすいものだから、何年たってもパ
  ッとしない人ばかりになる。これでは組織が
  活性化するはずがない。


2.金で買えない勤続年数
 当然ながら、3年勤続には3年間必要だ。
中小企業の仕事は労働集約的だから、勤続(経験)
年数がものを言う。いっそのこと、3年分の勤続年
数が金で買えるものなら…。

1)ほどほどの人なら善しとする…たしかに、一つ
  言えば三つぐらい分かってくれる人なら言うこ
  とないが、一つ間違えば先走りしやすく紙一重だ。
  現実には三つ言って一つが分かるぐらいなら善
  しとする。そんな人だって、勤続年数を重ねて
  いくことにより、二つ分かり三つ分かるように
  なるものだ。「2:6:2」と言われるように、
  世の中の6割はそのような人たちなのである。

2)思い出の共有が団結力を生む…従業員の定着が
  よくなると、思い出の共有ができるようになる。
  「去年の忘年会は楽しかったね」「おととしの
  社内旅行で行ったところがテレビに出た」などと、
  同じ経験をした者同士だから話が合う。話が合
  うからコミュニケーションがうまくいき、社内
  が一致団結しやすい。

3)定着が人件費削減の“一丁目一番地”…人の退
  職・採用には経費がかかる。 引き継ぎ期間中の
  給与二重払い、募集広告・活動費、新人研修費
  などだ。一方、定着がいいと採用経費が不要な
  のに加えて、熟練してくるので、多少昇給した
  ところで残業が少なくなる分トータル人件費が
  抑えられる。これだと、誰からも文句を言われ
  ずに堂々と人件費削減が可能だ。


3.定着率を上げる3つのポイント
 定着率を高める近道は、何といっても今いる従業
員を大切にして辞めさせないことだ。
そのためには…。

1)約束を守る…雇用関係にかぎったことではないが、
  約束を守ることが信頼づくりの第一歩だ。従業員
  との最初の約束は、求人票の労働条件をもとに結
  んだ雇用契約である。給与額、労働時間、残業代
  の支払いなど、約束したことは確実に守る。守れ
  ないようなことは約束しないことだ。

2)会社を好きになってもらう努力をする…言葉では
  会社に対して忠誠心や愛社精神を持つとは言うが、
  実のところ、そう簡単に持ってもらえるものでは
  ない。そもそも、自社を第一志望で入社してくる
  人は少ないわけで、入社後も、あの手この手と会
  社を好きになってもらう努力が必要だ。もちろん、
  必要以上に諂(へつら)う必要はないが、付かず
  離れずの思いやりが必要である。

3)3年先を見据える…たしかに、即戦力を求めたい
  ところだが、現実的にそんな都合のいい話はない。
  “石の上にも3年”の如く、3年先に一人前にな
  ればいいぐらいのつもりで雇用する。「そんな悠
  長(ゆうちょう)なことを」と思われるかもしれ
  ないが、いくら即戦力と叫んだところで、結局は
  3年かかる。だから3年間は、じっくりと育てる
  ほかない。


 定着が悪いと、即戦力を求めて採用に走るも思うよ
うにいかず失敗、そして、また採用に…。

だから、どこかでこの悪循環を断たなくてはならないが、
その一歩は、今いる従業員を大切にして定着させるこ
とが重要なのだ。

※次回は【新卒者の親御さんへ会社の思いを伝えよう】
 の予定です。
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「割烹着社労士・川越雄一 労務のかくし味」の配信、
今年は今回で終了です。
来年もよろしくお願いします。

少々早いですが、皆様、よいお年をお迎え下さいませ。
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(割烹着社労士 川越雄一★労務のかくし味/ここまで)



「今ある毛を大切にしているだけよ」

なんて、権威ぶりたい士業の先生のなかで
めずらしい存在ですよね。

自虐的な表現ができるのは、
経営者の心情がよくわかる人だからでもあります。

それにしても鋭い表現が、隠されているどころか
はっきりと伝えてくれています。


「そもそも“即戦力”などいるはずもない」

「他に行き場所のない人ほど定着しやすい」

「三つ言って一つが分かるぐらいなら善しとする」

「会社に対して忠誠心や愛社精神を持つとは言うが、
 実のところ、そう簡単に持ってもらえるものではない」


同感です。
ただし斜めに見るだけではありません。
悲観しているわけでもありません。

中小企業を知っている人の言葉だと思います。

世の中のメルマガには、
耳に心地よい言葉に酔いそうになるものがあります。
威勢のいい言葉に意気込んでしまいそうなものも。

社会保険労務士にかぎらず、士業の先生は
中小企業の経営を知っている人をさがすべき。

宮崎市なら川越雄一先生というわけです。


お読みいただきありがとうございます。


 
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  村上 透ものがたり 247

  山菜採りも業務範囲内
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営業中の釣り、
営業中の温泉に加え、
営業中の山菜採りも怠りませんでした。

きっかけは先輩社員です。

春のある日、先輩社員と車に乗っていると
「ちょっと止まって。いまの…
 タランボじゃないか…」と言うのです。

タランボとは、タラノキの新芽。
天ぷらにするとうまいんですよね。

その日、2人でタランボを採り、
そのまま先輩社員の自宅へ向かい、
先輩社員の奥さんに天ぷらにしてもらいました。

僕は素直な後輩社員です。

仕事中にスーツ姿でタランボを採っていいこと、
採ったタランボは仕事中に食べてもいいことを
学んだのです。




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  この日、ここで、あなたに会えませんか
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 ※勉強を行動に移せば、お客が増えます。
  売り手よし、買い手よし、世間よし。

 「三方よし」の「世間」を「東日本」に置き換えましょう。

【どのセミナーも一所懸命やります!】

★1月13日(月)午後 京都市 お客が増えるハガキセミナー3連続の①

1~3月は、オープンではないセミナー、研修が多数あります。

取材も複数あります。どこかで、あなたに会えたらラッキーです。



★2月13日(木)午後 草津市 近江商人の4代目を分析するセミナー

★2月14日(金)午後 草津市 お客が増えるハガキセミナー3連続の①

★2月19日(水)夜 浦添市 「いい会社をつくりましょう」事例セミナー

★2月20日(木)夜 北中城商工会 お客が増える事例セミナー

★3月13日(木)夜 金沢実践交流会 お客が増える事例セミナー

★3月14日(金)夜 午後 草津市 お客が増えるハガキセミナー3連続の②

★3月15日(土)午後 京都市 お客が増えるハガキセミナー3連続の②

★3月16日(日)午後 泉佐野市「割烹松屋」濱田憲司社長セミ

★4月18日(金)午後 草津市 お客が増えるハガキセミナー3連続の③

★5月14日(水)夜 浦添市 「いい会社をつくりましょう」事例セミナー

★6月4日(水)午前午後 東京品川 中川式賃金研究所主催事例セミナー


お問合せ、お申し込み、お気軽に村上までメールくださいませ。
murakami@okyakugafueru.com


「私は、こうやってお客さまの数を増やしました!」という
 実例、事例を研究できたらいいですよね。
 
http://www.okyakugafueru.com


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 あなたのお客さまが、もっともっと増えますように。
 あなたのお客さまのお客さまが、一人でも多く増えますように。
 好きな人、愛する人がたくさん増えますように。

 気持ちをこめて、祈っています。心より。

            お客が増える★プロダクション
                      村上 透


 電話:090-9435-0043(ソフトバンクです)
 FAX :050-3488-4966(24Hいつでもどうぞ)

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